どういう形態で住むかという選択

住まい選びをするときに考えるのは、2つの面からだと思います。
まずその一つは、新築にするか中古を購入するかということと、他にも一戸建てに住むか、マンションにするかという点です。
一戸建てかマンションかは、それぞれの好みによりますので、一概には言えません。
しかし、それぞれに言えるメリット、デメリットがありますので、ここにご紹介しましょう。
まず、一戸建て住宅を購入することのメリットについてですが、一般的に言って、隣とのトラブル、例えば音のトラブルに見舞われる可能性が少なくなります。
マンションの場合は、防音が整っていればいいのですが、基本的には壁一枚で隣と、さらには上下の人ともつながっています。
実際に、マンションで起こるトラブル、苦情の中で一番多いのは、「音」に関する苦情だそうです。
さらに、一戸建ての場合は、ある程度プライバシーが守られた生活を営むことができます。
一方、マンションの場合は、掃除機をかける音や、洗濯機を回す音が聞こえてしまうこともあり、隣近所の生活の様子、自分のライフスタイルがある程度伝わってしまうかもしれません。
そのような点が非常に気になる方は、やはり一戸建ての方が落ち着いて、安心しながら暮らせるに違いありません。
やっぱり一戸建てがいい?
また、新築か中古であるかに関わらず、一戸建て住宅の場合は、重度が高いというのもメリットの一つです。
法律の規制の枠内であれば、何でも行うことができます。
リフォームや、建て替えなども、資産に応じて自由自在に行なうことができます。
その点、マンションに住んでいる場合は、自分の占有スペースに多少手を加えることができるとしても、共有部分の老朽化などが目についたところで、どうにもできません。
また、建て替えの時期に関しても、自分の思い通りにいかないのは言うまでもないでしょう。
その他にも、資産価値で比較してみても、やはり一戸建てに軍配が上がります。
マンションの場合、自分が持っている不動産の面積が非常に少なく、さらには建物の年数によって、資産価値はかなり目減りしてしまいます。
しかし、一戸建ての場合、最悪建物の価値がまったくなくなってしまったとしても、土地は残りますので、土地という立派な資産を持っていることになります。
もちろん、一戸建てにもデメリットがあります。
例えば強制的に将来の積み立てを行なうわけではないので、リフォームの時期に達しても、そのための資金がないかもしれません。
また、留守にすることが多い場合には、防犯上の問題も出てきます。
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