マンションを買う前に考えておくこと

新居を構えることにした場合、重要な点は新築にするか、中古にするかということ以外でも、一戸建てにするか、マンションにするかという選択です。
さまざまな情報、アプリなどを使ってシュミレーションしていても、それぞれに利点と、デメリットがあるためなかなか決められないかもしれません。
結局のところ、最終的には自分のライフスタイルをよく知っているのは自分ですので、自分にとってよりメリットが大きい方の選択をする必要があります。
ここでは、マンションを購入すると、その後に考えられることについてお伝えしておきましょう。
マンションを購入してしまう前に、その特徴をよくつかんでおくことは大切です。
マンションには、「管理組合」というものが存在します。
これが意外と面倒くさいという声をよく聞くことがあります。
この組合理事の仕事は、通常数年に一度まわってきます。
しかし、同様の取り決めは、一戸建てに住んでも、町内の役員などが回ってくることもありますので、自分の住まいを持つ以上は避けられない務めなのかもしれません。
あと考えておくべき点は、緊急時の避難についてです。
とりわけ、近年ではさまざまな備えがなされているとはいえ、万が一高層階に住んでいて、エレベーター等が停止してしまった場合は、非難することが困難になります。
災害に対するリスクの計算が、どこに住むことになってもしておくべきでしょう。
購入前に知っておきたいこと
ところで、最近の新築マンションでは、かなり改善がみられるとは言え、マンションの防音はいかがなものでしょうか。
やはり、最近でも「騒音」に対する苦情は、大家さんによると第一位を占めているようです。
実際のところ、どの程度の騒音を毎日、毎週末に経験することになるのかは、住んでみて初めて分かることです。
ですからある程度は想定内というふうに割り切って住むことができる方はいいのですが、騒音が気になる方はマンション生活には向いていないかもしれません。
さらに、周知の事実かもしれませんが、マンションには、毎月の修繕積立金が発生します。
とくに、築年数が古ければ古いほど、この修繕積立金が高くなるので、注意が必要です。
しかし、修繕に対する備えという意味では、一戸建ての家の場合、各自がそれぞれ積み立てておくべきお金になります。
その点では何ら変わりはありません。
そして、マンションに住む場合は、ある程度の意味において共同住宅に住むような意味合いを持ちます。
ですから、共同住宅には必ず、それらを束ねる規則というものが存在します。
ルールが守られてはじめて、管理がなされていきます。
そのようなことに窮屈さを感じる場合や、守るつもりがない場合には、マンション暮らしは避けたほうがよいでしょう。
RECOMMEND